「より良くなって欲しい」
という一心で
病院内の様々な課題を
解いて繋いでいく、橋渡し役。
N.S 2018年入社
Alpha事業部 Professional Service
医療事務や一般科向け電子カルテのインストラクターの経験を活かしたいと、2018年にレスコに入社。電子カルテシステム『Alpha』導入チームへの配属となり、入社以来、主に顧客である病院様へシステムの導入を支援している。現在は第2導入チームのプロジェクトリーダーを任せられ、2020年末に仕事ぶりが評価され社長賞を授与された。
レスコを選んだ理由
「最初から最後まで関わりたい。」
前職ではクリニックや病院にて医療事務や看護補助を行っていました。その後、一般科向けの電子カルテシステムのインストラクターとして全国を飛び回ったり、デモンストレーターとして営業デモを行ったり、マニュアル作成などを行っていました。6年経った頃に、いろんな幅で仕事をしてみたいという思いで、転職を決意しました。
前職でも医療機関へ導入や稼働後に立ち会うことはあったのですが、どうしても限定的な関わりだったため、どうせ関わるのであれば最初から最後まで通してユーザーと関わりたいという思いがずっとありました。そんな時にレスコの導入のお仕事に巡り会いました。一見するとお堅いイメージでしたが、面談に行ってみるとそんな事はなく、柔らかい印象でした。面談の後、オフィスの中を簡単に案内してもらえたため、社内の雰囲気が見れたのも良かったです。
入社後に感じることは、レスコはまだ制度やカリキュラムなどが多くないため、よく言えば仕組みづくりから携わることができます。新しいことや足りないものを提案して、議論して進めていけます。直属の上司とも気軽に話せるので、そういった意見を出しやすい雰囲気だと思います。
現職での業務について
私の業務は、新規ユーザーがシステムを稼働するまでに、基本的には6ヶ月間の中で導入支援、稼働時の立ち会いを行っていて、これが1つのプロジェクトになります。
まず、導入するためには現場の調査から始まります。現在どのような流れで業務を行なっていて、困っていることがないかをヒアリングします。電子カルテを入れるタイミングで、今まで改善したかったことを整理できるため、より良くなって欲しいという思いで改善提案をします。私達には当然決定権はないですが、外部の人間が入る事によって院内のバランス調整をしつつ良い状態に持っていける橋渡しが出来ますし、ユーザーも私達をどんどん利用して欲しいと思ってます。勉強することの幅はすごく広がったので大変ですが、自分たちの提案を取り入れてもらって業務がスムーズに流れていくと、すごく楽しくてやりがいを感じます。
病院様がシステムを稼働する際に、安定した電子カルテ運用ができるように稼働立ち合いを2週間行います。月曜の朝9時から現地スタートの場合、前日中に現地に入る必要があります。稼働した週の土日はオンコール対応（いつでも出勤要請に応えられるよう、連絡の取れる状態）のため、基本的に現地滞在となります。
オンコール対応やサポート専用の緊急携帯を所持している時の緊張感はとても強いです。朝起きた時に、「まさか、寝てる時に鳴ってないよね？」と、まず緊急携帯を確認しています。
コロナで変わった事
これまでは病院に訪問して導入支援していましたが、コロナ禍では訪問自体が難しくなったため、現在はオンラインでの打ち合わせや操作説明を行っています。
オンラインで操作説明ができるようにと、マニュアル動画約130本の撮影&録音を1人で担当しました。手元にあったのは、説明の手順のみ。何と言えばユーザーに分かり易く伝わるのか、ずっと1人で考えながら録音とカルテ操作の動画を一発撮りしました。動画が完成した時はとても嬉しかったです。
2020年4月の緊急事態宣言と同時にテレワークへ移行しました。不足機材についても、移行後に会社が準備してくれて、現在は自宅で問題なく仕事ができています。テレワーク準備手当金や毎月のコロナ手当がついたり、会社の規定や制度ができたのは対応が早かったですね。
「どうしても現地に来て欲しい」と仰る顧客先への訪問についても、口頭のやり取りだけですと何かあった時に対応に追われますが、会社がすぐに「訪問同意書」を準備してくれて助かりました。
求職者へメッセージ
人とのコミュニケーションが重要になる仕事です。相手の課題を聞き出して改善提案したり、人のために働きたいという想いが強い人は、この仕事は向いてると思います。役職の有無に関わらず、様々な仕組みや制度などにも意見を出しやすい環境です。
医療に携わった経験がなくても、人に伝える仕事をしていた方には、興味をもって頂けたら嬉しいです。医療の知識は当然必要ですが、あとから知識をつけることもできます。私達も、日々勉強しながら従事していますし、新しい知識をつけたいという意欲があれば、やっていけると思います。
（※所属は2021年1月時点）