2025.11.27 コーポレート

【登壇報告】第45回 医療情報学連合大会

第45回 医療情報学連合大会(第26回日本医療情報学会学術大会)

2025年11月15日(土)、兵庫県姫路市にて開催された「第45回 医療情報学連合大会(第26回日本医療情報学会学術大会)」にて、弊社代表取締役の藤川が登壇いたしました。今年の医療情報学連合大会(日本医療情報学会学術大会)では、「医療DXがもたらす医療情報新時代」をテーマとして、医療情報学の研究や実践の発表・議論が行われました。

登壇セミナーについて

2025年11月15日(土) 12:30-13:30
ランチョンセミナー18
「クラウド化のハードルを乗り越える、医療DXの第一歩」
座長:山田 佑亮 氏(株式会社ispec CTO)

「医療DXがもたらす未来像 ― 電子カルテベンダーの視点から」
演者:藤川 佳應(株式会社レスコ 代表取締役)

「病院のクラウド化を現実に ― 閉域とクラウドをつなぐ新基盤」
演者:谷村 朋樹 氏(株式会社ispec 代表取締役)

「医療DXがもたらす未来像 ― 電子カルテベンダーの視点から」登壇レポート

藤川は、電子カルテベンダーならではの視点から、医療DXの未来像についてお話ししました。

2040年を見据えた「新たな地域医療構想」が求められる中、地域社会でデータを活用するためには、これからの電子カルテには「クラウド化」と「API」による相互運用性が必要であると考えられます。加えて、データを共通言語にすること、すなわち「標準コード・マスタ」の整備も必要です。
こうした整備には、医療現場の声を反映させることが不可欠であるとして、藤川は電子カルテメーカーが現場での試行と改善を通じて、標準コード・マスタを「生きた言語」に育てていく必要性を強調しました。
そして、医療DXにおいてAIが果たす役割や可能性についても言及し、医療情報が循環する社会構造を作ることが、本質的なDXであると提言しました。

レスコは今後も、医療DXに対応する製品の提供を続け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

【セミナー告知】国際モダンホスピタルショウ2025 in 九州

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