新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございます。
昨年は新型コロナウィルスのパンデミックに終始した1年となりました。我が国においても今まさに「第三波」の真っ只中にありますが、一日も早くこの状況を脱して安心して暮らせる日常を取り戻せることを心から切望しています。
弊社レスコもコロナ禍において働き方の見直しを求められることになりましたが、緊急事態宣言解除後も在宅勤務を選択出来るようにしたことで現在の在宅勤務率は60%に達しています。
また、セールスはもちろんのこと導入作業のオンライン化も進めることになりましたが、オンサイト以上の付加価値の高いサービスを目指して創意工夫しているところです。技術革新を積極的に採用すれば慣習という名の呪縛から組織を解き放つことも可能であり、貴重な人的リソースの活用方法に変化が生ずることでリミッターが外れるのではないかと期待しています。
2020年のスローガンは、
「Redesign」 でしたが、コロナ禍への対応に留まらず弊社の改革を一気に押し進める絶好の機会と捉え、社内システムの再構築に着手出来たことは一つの成果だったと感じています。
一方で、コロナ鬱という言葉に象徴されるようにコロナ禍におけるソーシャルディスタンス、ステイホームによって人と人との繋がりが絶たれたり、家庭の問題が顕在化することで人々のメンタヘルスにさまざまな影響をもたらしましたが、これまで以上に心の健康維持の重要性がフォーカスされるようになったと実感しています。
こうした時代だからこそ弊社がこれまで取り組んできた精神科ICTソリューションの実績を活かして地域社会の心の健康の維持・向上に役立つ新たなプロダクトやサービスを提供していかなければならないと考えております。
そこで今年2021年のスローガンを、
「Take off」 として、従来の既得権や慣習といった古いやり方を脱ぎ捨てること、そして新しい領域や新しい試みに挑戦して飛躍することを目指します。
従ってこれからのレスコは、以下3つの経営方針を軸として、社員一同勇気を持って変化と進化を遂げていく覚悟です。
今年の秋にはデジタル庁が設置され、デジタル・ガバメントの実現に向けた取り組みが断行されると聞いておりますが、デジタルヘルス業界におけるベンダーロックインの解放に向けて積極的に取り組み、公共益に資するビジネスの実行によって成長を遂げていく覚悟です。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年1月吉日
株式会社レスコ 代表取締役CEO
藤川 佳應