株式会社レスコ
広島県のAI/IoT実証プラットフォームの事業構想「ひろしまサンドボックス」の実証実験「D-EGGS PROJECT」にて提案したアイデア「脳科学とAIを活用したメンタルヘルスDXの実現」が1次選考を通過し、3月10日に2次審査のパブリック評価が開始されました。(評価期間:2021年3月10日〜3月31日)
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コロナ禍によるリアルコミニュケーションの断絶は、人々に強いストレスや恐怖や不安を与え地域社会にメンタルヘルスの問題をもたらしています。課題を抱える人々の「心の健康」維持を客観的かつ科学的にサポートする仕組みが必要です。この問題に立ち向かうべく、精神科向け電子カルテメーカーである当社と脳科学の専門医である広島大学山脇教授の知見を活用した広島県心の健康セーフティーネット構築を提案しました。
自治体の各種相談窓口、医療機関でのインテークやカルテ記録、ウェアラブル端末等からデータを収集し情報を必要とする支援者間でセキュアな共有を実現します。収集データは広島大学の最先端研究の知見を活かしてAI分析し、早期発見、精神疾患予防に繋げるとともに、ユーザーのスマホアプリ等へのフィードバックも行います。
今回のプロジェクトでは既存の電子カルテ、現在開発中の相談記録システムを連携させ、データ収集を行うプラットフォームを構築します。これは、脳科学専門医 広島大学山脇教授の最先端研究知見と精神科電子カルテトップシェア企業である当社とのタイアップにより、実現可能となります。コロナ禍における人々のメンタルヘルス危機に早期に対応することで「心の健康」を維持することをコンセプトとしており、従来から提唱されている地域医療連携システムとは別の確度からアプローチします。
「ひろしまSANDBOX」とは、AI/IoT、ビッグデータ等の最新技術を活用し、広島県内の企業が新たな付加価値の創出や生産効率化に取り組めるよう、技術やノウハウを保有する県内外の企業や人材を呼び込み、様々な課題解決をテーマとして共創できるオープンな実証実験の場です。
新型コロナウイルス感染症の拡大により顕在化する諸課題をデジタル技術を活用して克服する、新しいアイデアを全国から広く募集し、アクセラレーションプログラム「D-EGGS PROJECT」を実施することで、プロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を支援しています。
株式会社レスコは、精神科に特化した電子カルテメーカーです。日本で初めて精神科専用の電子カルテ「Alpha」を開発し、精神科病院での導入数はトップシェアを誇ります。その他、精神科診療所向けクラウド型電子カルテ「Warokuクリニックカルテ」、クラウド型訪問看護支援システム「Waroku訪問看護」を提供・サポートし、変化し続ける精神科医療の現場をサポートしています。今後は「Warokuクリニックカルテ」をプラットフォームとして、生活に困りごとを抱えている人を支援する『生活困窮者自立支援』や、子育て家庭を支援する『ネウボラ』といった支援業務・相談業務のためのシステム展開を現在準備しています。
株式会社レスコ Production 担当:栗栖
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