株式会社レスコ
【海田町の受託事業所】海田町ひきこもり相談支援センターが、
株式会社レスコの「相談業務支援システム」を導入
―ひきこもり支援や自立訓練支援にシステムを活用。より充実した支援を目指す―
クラウド型相談業務支援システム「Waroku(ワロク)パブリックヘルス」を、ひきこもり相談事業を運営するNPO法人FOOT&WORK(フットアンドワーク)(広島県安芸郡、理事長 下原 千夏)に納入、このほど運用が開始されました。
「Warokuパブリックヘルス」は、ひきこもりや児童虐待、コロナ禍でより一層深刻化している生活困窮などの様々な社会課題に対する支援を担う支援団体(地方自治体やNPO法人、社団法人)や医療機関のためのシステムとして2021年3月にレスコよりリリースされました。
背景について、FOOT&WORKの担当者は次のようにコメントしています。
「FOOT&WORKは、広島市安芸区・安芸郡府中町・海田町・熊野町・坂町などの「安芸地区」を発信源に、生活に直接係るコミュニティのあり方を考え、生活環境を向上させることを目的とした活動を行うために発足したNPO法人です。
NPO法人FOOT&WORKについてはこちら
今回「Warokuパブリックヘルス」を導入する事業所は、「海田町ひきこもり相談支援センター なないろ」と「海田町くらしの安心・サポートセンター」の2事業所で、いずれも本支援事業の実施主体である広島県安芸郡海田町から委託を受けて活動しています。
支援活動を続ける中で、複数台の端末で相談者の情報を同時に閲覧・記録できることや、カルテ記載を簡単にするカスタマイズ性などの必要性を感じていました。これらの課題を解決するため、「Warokuパブリックヘルス」の導入を決定しました。また、FOOT&WORKの運営する「自立訓練(生活訓練)事業所LARGO(ラルゴ)」にて昨年10月から「Warokuパブリックヘルス」の運用を開始しており、そこでの使用感や実績も踏まえての採用決定となりました。」
(画像:NPO法人FOOT&WORK事業所)
「Warokuパブリックヘルス」は、レスコがこれまで電子カルテ開発で培った技術やノウハウを用いて開発されており、電子カルテが準拠すべき3省2ガイドライン(※1)のセキュリティレベルを担保しながら支援現場をサポートします。
※1:厚生労働省、経済産業省および総務省の3省が出している2つのガイドラインの総称
相談者情報のスムーズな共有 | クラウド環境によっていつでも・どこからでも、相談者情報を複数職員が同時に入力・閲覧できます。(当面は同一事業所内のみでの共有を予定しています)。 |
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作業効率を上げ、本来のコア業務へ注力できる | 「自動集計機能」や「記事テンプレート機能」といった機能を搭載。現在多くの時間が費やされている事務作業を効率化させることで、作業時間を削減させ、本来の支援業務に注力できます。 |
FOOT&WORKの担当者は、システムの使用感について次のように語っています。
「事業所内での記録フォーマットが統一されたことで、円滑な情報共有ができるとともに、独自のフォーマットを作成する必要がなくなり、記録する際の負担が軽減されました。また、相談者の記録が自動的に集計されるため、効率が良くなりました。」
株式会社レスコは、2023年8月で創立30周年を迎えます。日本で初めて精神科専用の電子カルテ「Alpha」を開発し、精神科病院での導入数はトップシェアを誇ります。そのほか、精神科診療所向けのクラウド型電子カルテ「Warokuクリニックカルテ」、クラウド型訪問看護支援システム「Waroku訪問看護」、相談支援事業所向けクラウド型相談記録システム「Warokuパブリックヘルス」を提供しています。2022年に精神科病院向けのクラウド型電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」を発表。誰もが必要な時に必要な支援を受けられる社会を目指して、ICT領域から新たな社会インフラの構築を推進しています。
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