株式会社レスコ
【地域包括ケア時代に対応】クラウド型システム
「Waroku訪問看護 ver.2」を発表
―地域医療の担い手となる訪問看護ステーションをサポートする新システム―
クラウド型訪問看護システム「Waroku(ワロク)訪問看護 ver.2」を発表。製品のご提供は2022年7月を予定しています。
「Waroku訪問看護 ver.2」は、地域医療の実現を目的として開発された訪問看護システムです。従来の「Waroku訪問看護」から、連携面・業務効率面において大きく進化を遂げました。「Waroku訪問看護 ver.2」は、一般・精神、医療・介護を問わず、訪問看護ステーションでご利用いただけます。
現在、個別最適化された医療・支援のために地域包括ケアシステムを構築し、行政・医療・事業所などが連携した支援を提供することが求められています。国の方針で、入院治療から在宅治療にシフトする動きがあり、その中で在宅医療と訪問看護は地域包括ケアの中でも重要な位置づけとなってきます。
こうした状況を踏まえレスコは、外来、入院、在宅医療、介護、社会復帰、就労支援といった医療・介護・支援に関わるさまざまなステークホルダーが包括的に情報を共有し、相互コミュニケーションを図ることのできるシステム「地域カルテ」を構想。共通基盤「Warokuプラットフォーム」上に各システムを構築し、成育環境情報※1を一元管理して共有することで、最適な医療・介護・支援の提供を可能にします。
「Waroku訪問看護 ver.2」は地域カルテを構成するシステムのひとつとして、地域医療連携の中で重要なポジションを担う訪問看護と、各地域資源との連携をサポートします。
※1)成育環境情報:その人の価値観を形成する生まれてから現在までの生活環境や家庭環境などのバックグラウンドのこと。本人・親族の成育環境情報は、精神科医療やひきこもり支援、生活支援などにとって重要な情報となります。
訪問看護に関わるあらゆる記録・書類作成をサポート
「Waroku訪問看護 ver.2」では、帳票類に情報を自動的に転記することで、入力の手間を軽減し、転記ミスを防止します。さらに、各書類の進捗状況や期限が、患者・利用者ごとに一覧で確認できる画面を実装。作成漏れや期限超えを未然に防ぎます。
いつでもどこからでも利用可能。情報共有もタイムリーに
クラウド型システムのため、インターネット回線があればいつでもどこからでもアクセスができます。また、医師から受けた患者の緊急情報や注意事項などを主任看護師がシステムに入力することで、各スタッフは外出先でも情報をキャッチできるなど、リアルタイムでの情報共有が可能です。
レスコのクラウド型電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」との連携を実装予定です。同一医療法人・同一グループ内で「Warokuホスピタルカルテ」と「Waroku訪問看護 ver.2」をご利用いただくことで、患者・利用者情報を一元管理し、相互の情報共有を円滑にします。また、請求業務については各社請求システムとの連携を予定しています。
株式会社レスコは、2023年8月で創立30周年を迎えます。日本で初めて精神科専用の電子カルテ「Alpha」を開発し、精神科病院での導入数はトップシェアを誇ります。現在はWarokuシリーズとして、精神科病院向けクラウド型電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」、精神科診療所向けクラウド型電子カルテ「Warokuクリニックカルテ」、クラウド型訪問看護支援システム「Waroku訪問看護 ver.2」、相談支援事業所向けクラウド型相談記録システム「Warokuパブリックヘルス」を提供し、誰もが必要な時に必要な支援を受けられる社会を目指して、ICT領域から新たな社会インフラの構築を推進しています。
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