医療安全管理ガイドライン第7.0版 & チェックリスト令和8年版が確定

2026.07.10 RESCHOニュース

このニュースでは、厚生労働省が2026年6月30日に公表した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」第7.0版について解説します。根拠法へのサイバーセキュリティ基本法の追加や、同時公表された令和8年度版チェックリストについて触れています。

  • ・厚生労働省による安全管理ガイドライン第7.0版の正式公表
  • ・ガイドラインの根拠法へのサイバーセキュリティ基本法の追加
  • ・国家サイバー統括室が示す重要インフラ安全基準等策定指針との整合性確保
  • ・重要インフラに位置付けられる医療分野におけるサイバーセキュリティ対策の強化
  • ・令和8年度版サイバーセキュリティ対策チェックリストの同時公表

ガイドライン第7.0版の公表と根拠法の追加

6月29日、厚生労働省は「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の第7.0版を公表しました。

第7.0版の改定ポイントについては、過去の動画にて紹介しています。

改定内容は案の段階から一貫して変更はありませんが、わずかな変更点として、「はじめに」の中で「サイバーセキュリティ基本法」に関する記述が追加されています。この安全管理ガイドラインには、根拠となる法律がいくつか定義されていますが、その中に「サイバーセキュリティ基本法」が加えられたことが、あらためて強調されています。

重要インフラとして国家サイバー統括室の方針へ対応

この法律を根拠とすることに伴い、ガイドライン第7.0版では、国家サイバー統括室が公表している「重要インフラのサイバーセキュリティに係る安全基準等策定指針」との整合性が確保されています。

医療分野は重要インフラのひとつに位置付けられており、サイバーセキュリティ対策のさらなる強化に向けて、国家サイバー統括室が示す方針への対応が求められています。

令和8年度版サイバーセキュリティ対策チェックリストの同時公表

そして、ガイドライン第7.0版の策定と同時に、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストの令和8年度版が公表されています。ガイドラインのうち、特に優先的に取り組むべき事項がまとめられているため、最新版を確認の上、対策を進めることが求められています。