2026年度の診療報酬改定スケジュール

2025.04.18 RESCHOニュース

このニュースでは、中央社会保険医療協議会が提示した2026年度の診療報酬改定および薬価改定に向けた検討スケジュールについて整理します。物価高騰や2040年に向けた地域医療構想を背景とした議論が進められています。

  • ・中医協総会にて2026年度診療報酬改定のスケジュール案を提示
  • ・2025年5月から6月に医療機関の現状と医療提供体制を確認
  • ・2025年7月から12月にかけ論点別に段階的議論を実施
  • ・2026年1月から2月に諮問および答申を行う予定
  • ・薬価専門部会などが2025年7月頃から価格調査を実施

2026年度診療報酬改定に向けた検討スケジュール案の提示

4月9日、中央社会保険医療協議会の総会が開催され、2026年度(令和8年度)の診療報酬改定と薬価改定に向けたスケジュール案が提示されました。
診療報酬改定の検討にあたり、昨今の物価や賃金の高騰、医療機関経営の逼迫など、従来の診療報酬改定とは状況が大きく異なるという点が指摘されています。また、地域医療構想についてもこれまで2025年度に向けて取り組まれてきたところですが、次は2040年に向けた議論が進められています。
こうした状況を踏まえて、2026年度の診療報酬改定スケジュール案が作成されています。

中医協総会における段階的な議論の全体像

今回開催された中医協総会をキックオフとして、今年2025年の5月から6月に、「医療機関を取り巻く状況」と「医療提供体制」について確認・議論する予定が組み込まれています。
そして、7月から9月頃を「その1シリーズ」として、次いで10月から12月頃を「その2以降シリーズ」として段階的に議論し、その後、年明けの2026年1月から2月に、諮問・答申を行なっていく予定としています。

各専門部会・分科会による各種調査と検証の推進

中医協総会での議論と並行して、各専門部会も調査や議論を行う方針です。診療報酬改定結果検証部会は、6月より調査票等の検討をはじめ、7月から9月頃の期間に2025年度(令和7年度)の調査を実施し、秋の総会にて報告を行う予定です。
また、薬価専門部会、保険医療材料専門部会は、6月頃から議論や業界の意見聴取を行い、7月頃から価格の調査を実施していくとしており、年末には中医協総会に報告することになっています。
このほかに、入院・外来医療等の調査・評価分科会、医療技術評価分科会、調査実施小委員会などでの議論や調査も並行して進められる予定となっています。

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